どきっとする瞬間。
みなさんもきっと経験したことがあると思います。
お客さんの写真を撮っている時、僕はわりと距離感の近いほうだと思うのだけれど
(その理由はまた後日)
ふっと距離を離したときに、ふたりの日常の空気みたいなものが顔を出す瞬間があります。
手の繋ぎ方だったり、話し方だったり、呼び方だったり、仕草だったり。
ひとりひとり、一組一組違うけれど、そういう瞬間があります。
それを写真に残せたとき、僕はすごくどきっとする。
結婚写真や家族写真は、もちろん周りの人にも自慢してほしいけれど、一番は写っている人のための写真だと僕は思っています。
だから少し気恥ずかしくても、人には見せられないって思っても、多分そこに写っているお互いにとってはその表情や仕草はいつものものであって、いつか大切な思い出になると思っているから。
いつかのために、残しておいてほしいなと思うのです。
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